
石垣島「マンゴーNFT」に挑戦 農業Web3コミュニティがつくる未来
2023.07.16
真っ赤に熟れたマンゴーを手にするのは、沖縄県石垣島のかわみつ農園の川満起史(たつし)さん。彼が生産する「ポトリ果マンゴー」は、市場には出回らず、直接顧客に送られる極上品。しかし、マンゴーの廃棄や新規顧客の開拓に課題があり、その解決策として「マンゴーNFT」を限定販売した。
農業Web3コミュニティ設立のきっかけ
Discordを主体としたWeb3コミュニティ「Metagri研究所」は、NFTやブロックチェーン、AI技術と農業を組み合わせて、農家の所得向上を研究している。このコミュニティでは、農家だけでなく、さまざまな業界の人々が集まり、一緒に課題を解決しようと取り組んでいる。
消費者が値段を後付け、マンゴーNFTの挑戦
マンゴーNFTのプロジェクトは、かわみつ農園のマンゴーを販売する一つの挑戦である。NFTの保有者は、マンゴーの苗木の命名権やオンライン観光農園の参加権を提供し、希望者にはマンゴー2kgを送る。さらに、NFT保有者が「ポトリ果マンゴー」を食べた上で価格を決めることができる。
しかし、NFT市場が萎んできた現状では、高価なマンゴーを売ることは難しい。それでも、「Metagri研究所」は、農作物を高く売るための新たな手法を模索し続けている。
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